2017-05-26 第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
先生今御指摘いただきましたとおり、例えば、三ドアの車両と四ドアの車両が同じホームを利用する場合などは、車両の扉位置が異なるため、従来型のホームドアが設置できないといった技術的な課題があることや、盛り土式などホームの構造によっては、ホームの補強を行う必要がございまして、一ホーム当たり数億から十数億円の費用がかかるといったコスト面の課題もございます。
先生今御指摘いただきましたとおり、例えば、三ドアの車両と四ドアの車両が同じホームを利用する場合などは、車両の扉位置が異なるため、従来型のホームドアが設置できないといった技術的な課題があることや、盛り土式などホームの構造によっては、ホームの補強を行う必要がございまして、一ホーム当たり数億から十数億円の費用がかかるといったコスト面の課題もございます。
それで、トンネルと橋梁とを連結する木更津人工島は、これは盛り土式人工島でございまして、それから、主として換気用につくっております川崎人工島、これは円筒形のコンクリート構造物でございます。道路に関する人工島は今のところこの二つだけでございます。
そして廿日市の地御前のところまではバイパスも無料で平地につくっているわけですが、今度は盛り土式にしても高架式にしても高いところでつくるということで、狭いところを通っていくということで災害と環境問題があるわけですから、そういう点を十分考えた上で私は再検討をしてもらいたいと思います。
そういうところにつきまして、構造がどうしても高盛り土式あるいは高架構造というものが多くなるということで、勢いわが国におきます事情におきましては、そういう構造的に工費が非常に高くなるという事情がございます。したがいまして、外国に比べますと、確かに御指摘のとおり、築造費が高うございます。
海岸路線には多くの長所があるのでございますが、海岸地帯には盛り土式の道路の建設が困難だということが海岸路線案に対する最大の欠点と言われておりました。しかし高架工法が可能となりますならば、海岸路線の欠点は延長がやや長いということばかりであって、大体海岸路線の長所方が欠点を補って余りあるということになりますので、海岸路線を採用せよということを勧告した次第でございます。